高等専修学校とは?

高等専修学校とは、中学校卒業者が実務的な専門教育(商業・工業・情報・福祉など)を受ける学校です。卒業時には高等学校卒業と同等の資格が受けられます。「大学入学資格付与指定校」なら大学進学も可能です。また、「技能連携校」なら「高校卒業資格」を得られますし、大学進学ももちろん可能です。
 高等専修学校は法律で定められた学校です。そして高等専修学校は「専修学校」という分類に属します。専修学校は昭和51年1月、学校教育法第82の2に定められた学校です。その目的は「職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図ること」です。
 また専修学校は学校教育法第82条の3により「高等課程」「専門課程」「一般課程」の3種類に分けられます。まずは「(1)高等課程」、中学卒業者が入学可能で「○○高等専修学校」と称します。 次に「(2)専門課程」 高校卒業者が入学可能で「○○専門学校」と称します。最後に「(3)高等課程」、学歴・年齢問わず入学可能で「○○専修学校」と称します。(1)と(2)両方の課程を併せてもっている学校もあり、その場合は学校名は「○○専門学校」となります。ですから、学校名が 「○○専門学校」となっていても「高等課程」があれば、「中学卒業者」も対象としています。
 「専修学校」は多様化する生徒のニーズに答え、広範な分野にわたりバラエティーに富む教育を行っています。 その分野は8分野に及びます。
(1) 工業分野
(2) 農業分野
(3) 医療分野
(4)衛生分野
(5) 教育・社会福祉分野
(6) 商業実務分野
(7) 服飾・家政分野
(8) 文化・教養分野

高等専修学校一覧

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