通信制高校(私立校)の学費

私立の通信制高校の学費(授業料)は、公立と比較すると全般的に学費は高いです。通学日数や取得コースにもよりますが、入学金2〜5万円、授業料も年間18万円〜と、やはり公立と比較すると、私立の学校は割高になります。ただし私立の場合、学校へ通学して先生から直接勉強の指導を受けれるメリットがあります。レポート提出のサポートもしてくれるので、ほとんどの生徒がきちんと3年間で卒業出来ます。また、部活動や行事の盛んな学校もあるので、全日制高校と変わらない学校生活を楽しめます。

なお2011年度から就学支援金が支給されています。就学支援金によって私立通信制高校の学費の実質負担額が大きく軽減されています。
就学支援金は生徒(保護者)が在籍学校を通じて申請し、国から交付金を受けた都道府県から支給される仕組みです。就学支援金により、高校の授業料は減額されることになります。単位制となっている私立通信制高校では、年額にすると約12万円が支給され、払うべき授業料がその分減額されることになります。また就学支援金は保護者の所得額によって、1.5倍から2倍の加算支給が行われます。

就学支援金の支給額私立通信制高校など単位制高校の場合1単位について……4,812円(年間)1年間25単位履修……120,300円(1年間支給合計額)3年間74単位履修……356,088円(3年間支給合計額)※所得に応じて1.5〜2倍を上限とし加算する

私立全日制高校・高等専修学校などの場合1年間支給合計額……………118,800円3年間支給合計額……………356,400円

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