保護者の皆様

保護者の皆様へ

子供が考える将来の夢

中学生くらいの子どもたちは、テレビやファッション雑誌の影響を受けやすく、自分の将来の仕事について問うと、何となくだけど・・・「タレントやモデル、スポーツ選手、アニメや声優、ビューティやネイリストになりたい・・・」などなど例をあげればきりがありません。夢は華やかで、誰もが羨む仕事がほとんどですが、現実には全ての人が願った職業に就けるわけではありません。ましてやそれを生活の糧として職業として成り立たせている人はまれと言う事になります。

もちろん親としては、「出来ることならば子どもの夢をかなえさせてあげたい。」「その為の専門的勉強やトレーニングを受けさせてあげたい。」と思ってはいるものの現実には「実際に食べていけるのか?」「なれなかった時にどうなちゃうの?」とか、どうしても心配が先行してしまい、子どもへの応援とは全く逆の「無理だからあきらめなさい」とか「○○になりなさい」とアドバイスするなど現実的な選択をすることが多いと思います。

通信制高校・サポート校で二通りの人生

しかし、どうでしょうか?たった一度の人生。もし高校時代の3年間。「二通りの人生」が歩めるならば夢に向かってチャレンジしてみる価値はあるかも知れません?多くの通信制高校・サポート校では従来、高校卒業後の18歳からしか入学出来なかった専門学校での専門ジャンルの勉強が高校独自のコース設定やサポート校との連携によって15歳から受けることが可能となっています。具体的には俳優やモデル、ビューティやネイル、アニメや声優などです。

3年間高校に通いながら専門的勉強をして、自分自身が努力を重ねることでチャンスがあれば夢をかなえることができます。また現実に、卒業後あるいは高校に通いながら現役のタレントやモデル、声優として活躍している生徒も多数います。もちろん自分自身の判断や回りの人のアドバイスで卒業後は大学進学に進路を変更することも可能です。専門的勉強をしながら同時に取得できる「高校卒業資格」がものをいいます。専門学校よりも3年間早く専門的勉強を始めることにより、人よりも早くチャンスを手にし自分自身の判断で二通りの人生にチャレンジすることが可能になるのです。

通信制高校・サポート校の魅力

通信制高校はいま注目の的

いま通信制高校が脚光をあびています。人気の一番の理由は「自学自習」という通信制ならではの独自の学習スタイルをとっていることにあります。全日制や定時制では毎日決まった時間に登校し、クラスメイトと一緒に教室で授業を受けます。小学校や中学校で皆さん経験ズミですが、これを集団での「対面指導」といいます。これに対して通信制の場合、登校するのはわずかです。あらかじめ決められた学習の「時間と場所」つまり時間割と教室は基本的にはありません。このため集団学習の学校生活につきものの、規則もほぼ無いに等しいのです。いつでも、どこでも、自分のペースで自由に学び、高卒資格を取得出来るのが、通信制高校なのです。

全日制スタイルの通信制もある

「自学自習」という独特な学習スタイルを特徴とする通信制高校ですが、全日制高校のように平日に毎日登校し、授業を行う通信制高校もあります。通信制だから、すべての通信制高校がまったく登校不要というわけではないのです。しかし、何か理由があって不本意ながら全日制を中退した人にとっては、全日制と同じように変わることなく毎日通学し、高校生活を再スタートさせるには、むしろ都合の良い事かも知れません。

全日制のスタイルを採用している通信制高校は、全国でもたくさんありますが学校によって「毎日通うコース」や「週に数日通うコース」などいろいろあります。

時代のニーズにより通信制高校は生まれ、そして進化している

そもそも、通信制のこの自由な学習スタイルは「教育の機会均等」を図る目的で生まれました。日本も戦後しばらくの間は、中卒者の多くが高校へ進学せずに就職していました。そのため「働きながら高等教育を受けられるように」との思いから「通信制と定時制」の高等学校課程が設置されたのです。

中卒者のほとんどが就職しないで高校へ進学している昨今の状況を考えると、通信制は「教育の機会均等」といった設置当初の目的を果たさず、その役割も存在価値もすでに終えている事になります。ところが現実にはその反対で、ここ数年における通信制高校の人気は目を見張るものがあります。

それは決して中卒後就職する人が増加したからではありません。通信制高校が持つ、独自の学習スタイルを選ばざるを得ない、子どもたちを取り巻く社会状況が変化している事がその理由です。それが不登校生と高校中退者の増加なのです。

通信制高校の新たなこれからの使命とは

言いかえれば、たとえ中学時代に不登校であっても、またいったん全日制高校に入学した後に何らかの理由で全日制の継続ができなくなったとしても、高卒資格の取得をあきらめることは全くありません。通信制高校が持つ自由な学習システムと柔軟な受け入れ態勢があるから可能なのです。また子どもたち自身が、全日制にこだわらなくなってきていることも通信制の人気アップに拍車をかけています。

しかし義務教育の小中学校と違って、高校進学には必ず越えなくてはならないハードルがあります。それが入試です。「第一希望の高校で大学進学に向けて勉強したい」、「大好きな野球・サッカーなどスポーツを楽しみたい」と、いくら本人が思っても、入学試験に合格しなければ実現はできません。悲しいかなまず第一に学力が問われるのが現実なのです。

中学時代に不登校などで長期欠席をした場合には、さらに条件は厳しくなります。入試にともなう面接では「長期欠席の理由」を必ず問われることになります。また希望通り合格できたとしても、3年間通学することに不安があるかも知れません。しかし、これはあくまでも全日制での話です。

時代のニーズにピッタリの通信制高校

通信制では、入学の門戸がだれにも広く開け放たれています。たとえ中学で不登校をしたからといって、それが入学をはばむ理由にはなりません。もちろん、通学の心配もそれほど深刻な問題ではありません。

なぜならば通信制の入学資格は「中学卒業、またはそれと同等以上の学力があると認められた者」と定められています。中学校の卒業を認めるかどうかは中学校長の判断にゆだねられることになっていますが、不登校が理由で卒業を認められなかった例はほとんどありません。つまり、仮に中学時代に不登校であっても、通信制高校であるならば入学資格に問題はないことになります。

どうでしょうか?不本意な形で泣く泣く高校を中退してしまった人。中学時代の不登校で高校進学のチャンスをみすみす逃していた人。 10人いれば10人様の人生や理由があります。あなた自身が「よし!」と決意することで、新たな人生がスタートします。もう一度、通信制高校で華やかで楽しい高校生活を取り戻してみませんか?

まずは、高校卒業資格が取得できる学校の資料(パンフレット)を請求してみてください。