高等専修学校の学費

高等専修学校(専修学校高等課程)は中学校卒業者を対象に多様化する生徒のニーズに応え、実務面に重点をおいた専門的な教育を広範な分野にわたりおこなっている学校です。学費は専門的分野によって差がありますが、平均的な高等専修学校の初年度納入金は60〜100万円程度(入学金10〜20万円・授業料・施設費・行事費など50〜80万円)と、やはり幅があります。

なお高等専修学校も高等学校と同様に2011年度から就学支援金が支給されています。就学支援金によって高等専修学校の学費の実質負担額が大きく軽減されています。
就学支援金は生徒(保護者)が在籍学校を通じて申請し、国から交付金を受けた都道府県から支給される仕組みです。就学支援金により、高等専修学校の授業料は減額されることになります。高等専修学校では、年額にすると約12万円が支給され、払うべき授業料がその分減額されることになります。また就学支援金は保護者の所得額によって、1.5倍から2倍の加算支給が行われます。

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