技能連携校(+通信制高校)の学費

技能連携校とは学校教育法に基づいて、都道府県教育委員会が高校生の教育にふさわしい施設として認可された学校です。技能連携校では「職業もしくは実際生活に必要な専門能力」の修得を目的としています。具体的には商業・工業・情報・福祉などの実務的な技能課程を指します。ただ専門教育を学ぶのには最適な環境である反面、普通教科(英・数・国など)が設けられていないので、普通教科については通信制高校と連携して学びます。つまり二つの学校に同時に在学することになりますが、ほとんどの場合、技能連携校で学校生活を送ります。2つの教育を同時に受けるので、勉強量が多く大変と思われますが、無理なく卒業出来るようにカリキュラムに工夫と配慮がなされています。

技能連携校の学費はサポート校と同様に50〜100万円程度(入学金10〜20万円・授業料・施設費・行事費など40〜80万円)と、技能連携校によってかなりの幅があります。おおむね私立全日制高校と同額くらいと思っていていいでしょう。また技能連携校は同時に通信制高校にも入学する(ダブルスクールという)ことになるため、通信制高校の費用も別途必要です。

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